医薬品用途

ラノリンは、ヒツジが分泌するウールグリースに由来します。ヒツジはヤギに次いで古くから飼育されており、紀元前6000年、あるいはそれ以前に遡ると言われています。良質で豊富な脂肪が栄養素として、羊毛や羊皮が着衣や各種の道具として利用されてきました。

ラノリンの特徴の一つが、コレステロールを豊富に含むことです。コレステロールはヒトの細胞間脂質の構成成分であり、肌なじみの良さと保湿効果が高く、抗炎症用の軟膏などの医薬品原料や、ニップルクリームなどのベビーケア製品の原料などで広く用いられています。

また、コレステロールはビタミンD3の原料としても使用されています。ビタミンDは、「太陽のビタミン」とも言われ、紫外線を浴びることで体内で生合成されますが、一方で、抗光老化には日焼け止めなどを使用するため、ビタミンD3を生合成するのに必要な紫外線を遮断してしまっています。
したがってサプリメントなどでビタミンDを補給することが重要となっています。コレステロールは、ビタミンD3の原料として、人々のQOL向上のために役立っています。

当社は、ラノリン・コレステロールのグローバルリーディングカンパニーとして、様々なグレードをラインナップしております。

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