トップメッセージ

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株主の皆様には、平素より格段のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

当連結会計年度(2023年4月1日から2024年3月31日まで)の概況につきまして、ご報告申し上げます。

当連結会計年度におけるわが国経済は、内需に弱さがみられるものの、インバウンド需要は新型コロナ感染拡大前を上回る水準に転じるなど、全体では緩やかな景気回復が続いております。一方、海外経済は、ウクライナ・中東情勢不安の⾧期化による世界的な資源・エネルギー価格の高騰、米国経済にも減速の動きが見え始めており、引き続き欧州経済の低迷、不動産不況の継続による中国経済の停滞など、依然として先行きが不透明な状況が続いております。

このような事業環境のなかで、当社グループは経営基盤の更なる強化に取組むとともに、収益拡大への貢献が期待できる品目への選択と集中を推進してまいりました。

この結果、当連結会計年度の売上高は335億3千1百万円(前期比 9.0%減)となりました。また、利益面は営業利益41億9千7百万円(同 17.0%減)、経常利益44億5千2百万 円(同 17.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は33億2千7百万円(同 18.4%減)となりました。

当社グループは、さらなる成長に向けて基盤構築を迅速に実行し、当社グループを取り巻く厳しい環境を乗り越える強固な経営体質を構築してまいります。

株主の皆様には、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2024年5月

代表取締役社長 矢野 浩史