リン脂質の役割
〜マヨネーズ編〜
“リン脂質”は
キューピッド!?
“リン脂質”の最大の特徴は、
「水」と「油」の両方と
なじみやすい性質を
持っているということ。
マヨネーズでの役割を解説!
マヨネーズは、主に
「油」+「お酢」+「卵」で、
できています。
お酢は水溶性です。
本来「油」と「水」は決して
混ざり合わないのに、
なぜマヨネーズは、分離せずなめらかに混ざり合っているのでしょうか?
「卵」には“リン脂質”が多く
含まれています。
反発し合う「油」と「お酢」を、
“リン脂質”が間をとりもち、
喧嘩をせずになめらかに混ざり合う役割をしています。
卵に含まれる“リン脂質”が、
水と油の仲を
とりもっていたのです!
“リン脂質”はまるで
キューピッドのような
存在ですね。